子どもからの暴力と、元夫から受けていた暴力との違い。
夫からのDVであれば、自分の人生から相手を切り捨てる(離婚・別居)ことで、暴力から逃れることが可能になりましたが、自分の子どもが暴力を振るってくる場合、根本的に、子どもから逃れるという発想がそもそも非現実的で、暴力に向き合うしかない状態を強いられます。当然ながら配偶者からのDVとは構図が異なります。
身体的暴力は、元夫よりも案外子どもからの暴力の方が脅威です。まだ加減というものがちゃんとは分かっていない段階で、感情の爆発に任せて衝動的に暴力に訴えるので、場合によっては大人より危険だとも感じます。
誰かに相談して話を聞いてもらうことは出来ても、別に相談したからといって、誰か他人が子どもの暴力を直接終わらせてくれる訳ではなく、子ども本人が自覚を持って暴力を振るうことをやめない限り、解決するものではありません。結局、母親であり唯一の家族である私自身が自分で何とかするほかないのだ、という苦しさを痛感しています。
孤独にはすっかり慣れているけれど、もしかするとDV被害のとき以上に孤独な状況かもしれません。